戻る]         特定ラバーの特徴について
●アンチラバー「ゴリラ」について[2008年7月発売]

Re: ゴリラ!!  (ドラゴン)  投稿日:2008年 7月 9日(水)

アンチ ゴリラを試打した感想をコメントします。従来のアンチよりも異常に素材が硬く、従来のアンチよりも総合的に見ると摩擦係数は明らかに低いです。
「総合的に」というのは、球とラバーとの接触の仕方いかんによっては相手の回転に(従来アンチより)影響を受けたり、受けにくかったりすると感じたからです。

このラバーはノイバウアー系の粒高と比較しても、似ている面と全く似ていない面があります。「ノイバウアー系の粒高と似ているのは?」という観点から言うならば、他のメーカーの粒高ラバーの方が似ており、スムーズに移行できるように思います。

正直なところ、過去の経験上「すぐに慣れるだろう」「違うと言っても、言うほど違わないんだ、こういうのは。」とそう思って練習してみたものの、むしろそういった過去の経験が邪魔になって、打てば打つほどわけが分からなくなる。これが第一印象です。

正確に角度を作ることができでばスマッシュも打てますし、ブロックもできます。これは言葉で言うと、従来のアンチや粒高と同じなのですが・・・。

更に今度は、相手にレシーブやブロック等を主体に試打してもらい、その打球をマイラケット(裏ソフト)で打つという事も勿論やってみました。その時の感想も、粒高ともアンチともいえる返球(ケースバイケース)です。

また、このラバーを使用しているプレーヤーの数は、現時点では極めて少なく歴史も事実上「無い」に等しいと思われます。だんだん慣れてくると不思議なもので、第一印象の時とは逆で「結構打ちやすい」と思えるようになってきました。

ゴリラで猛練習し、これを使いこなすことができれば、ニュースタイルの戦型となります。
ドライブ主戦型、カット主戦型という戦型がありますが、ゴリラは正にナックル主戦型と言えます。

・ゴリラ!! (素人)  投稿日:2008年 7月 9日(水)

ゴリラは旧来のアンチではありません。旧来のアンチ感覚で使用すると全部打ち抜かれそうです。例えば、対ドライブでは裏ソフトのハーボレー同様の打ち方をすると入りますが・・・単に入るだけです。
ブロックでスーパーブロック同様の「切れ」が欲しいなら、「落としブロック」をやると「沈む下回転」がいきます。「落としブロック」とは、ドライブに対して、引きながらブロックする打法で相手コートに短く入り2バウンドする感じです。

対粒高や一枚ラバー・表ソフトには、ほとんど効果はありません。また、ゴリラを使って、少し強い選手に勝つことは厳しいと思われます。しかし、ドライブ一辺倒の選手に対しては、ゴリラ効果が発揮でき、ブロックで強烈な下回転となります。ゴリラは2バウンドブロックが真骨頂です。

●ハモンドプロα使用の感想 (蒼翳) 投稿日:2008年 6月19日(木)

ハモンドプロαは、それほどトップシートも軟らかくないですし、スポンジも硬くないです。
フォアで使っていたブライスとの比較で書きます。

ハモンドプロαを1年以上裏面で、一時はフォアでも使っていましたが、引っ掛かりがいいです。
ドイツテンションとは別格の引っ掛かりの良さが特徴の1つです。
擦った回転量はスレイバーとブライスの間くらいです。
特に下回転に対するドライブではドライブの質にも変化をつけられます。
逆に上回転に対してはそこまで変化はつけられません。
ハモンド系特有の勝手に跳んでいく感じです。
ブースターを使っていたので尚更かもしれません。
ただ弾みがたいして良くないラケットで、ブースター無しでは威力に若干不満があります。
基本的にはブロックもやりやすいラバーです。
逆にやりづらいのはツッツキとストップです。

それでもドイツテンションよりかは遥かにやりやすいです。ブースターとの相性もいいです。
とりあえずハモンドのようなすべる感じはなく、ドイツテンションのような圧倒的な威力もないですが、高弾性のワンランク上のラバーとしては、値段も手ごろでオススメできます。

●お奨めラバー紹介 (クゥ)


破壊力MAXでいきたいならブライス・ハモプロαです。
安定させたいならタキファイアDでスピン重視ならタキファイアCがオススメです。

●ハモンドXについて (クゥ)

ハモンドXは非常に弾みます。多分ハイテンションラバーに匹敵すると思います。
それとドライブのときは回転がよくかかりループ・スピードの両ドライブともやりやすいです。しかし、慣れないとストップや短いサーブは少々浮いてしまいます。

●女性に適したラバー考 (蒼翳)

一般的にノングルー対応とメーカーが謳っているものは、引っ掛かりが悪いと思っても間違いではないと思います。もちろん例外もあります。ですが、ハモンドXなんかはその典型です。
また、硬いスポンジではスイングスピードがないとスピードを出すのは難しいので、女性ではそれほどスピードは出せないと思います。女性ならばスピードが出るのはハモンドプロαでしょう。

威力をとことん高めたいならアンドロのプラズマやティバーのニンバスがいいと思います。プラズマは硬度も4つから選べますし、このラバーは引っかかりもいいです。ニンバスも硬度が選べますし。そしてドライブに関してはスピードもブライスなどと比べて遥かに速く、かなりの安定性です。ただし台上やサーブは保障できません。

県に出ている女子選手の間で人気があるのはカタパルトです。サーメットもよく見ます。これらのラバーはどんな技術も無難にこなせる印象があります。

ラバーに関してはどんなに他者の薦めがあっても自分の感覚に合わない場合があります。自分のラケットの弾み具合、重さをよく考えた上で選んでください。

●ブライススピードとオメガ2 (蒼翳)

友人と2人でそれぞれのラバーを買い、お互いに打ってみました。
ブライススピードは日本製ということもあり、やはりドイツテンションよりは引っ掛かりを感じることができました。しかし、打球音や打球感に関してはグルーとは程遠いものです。また、球の軌道も直線的過ぎるくらいで、使いこなすには相当な力がいるのではないかと思いました。
しかし、今まで引っ掛かりのいいラバーを使ってきたという場合にはオメガよりもこちらの方が無難なような気がします。それから、僕としては引っ掛かりの良さの割りにサーブがやりづらいように感じたので、擦ってサーブを出す人は気を遣わないと前に跳んで行ってしまいます(特に切れた下回転)

オメガの方は、やはりノングルーラバーらしい音と打球感を味わえます。しかし、スポンジは若干硬めで、ブライスとほぼ同じ硬度だと思われます。こちらのラバーはヨーラのエナジーやティバーのニンバスを作った会社が開発した技術を搭載しているとのことですが、シート表面の引っ掛かりは悪いです(これはノングルーラバー全体の特徴とも言えるかもしれません)ドライブのときに以前は面を寝かせてスピン重視にしていたのですが、下へ落下します。一方で面を立てて強くインパクトすると、心地よい打球感、音とともにきれいな軌道のドライブが入ります。
スピードもブライス(ノングルー)を使っていたときよりもあります。またブロックやツッツキ、ストップなどにおいても安定した性能を発揮してくれると思いました。サーブに関しては慣れがいりますが、がっつり切り込めば意外とかけやすいと感じました。

弾みに関してはオメガの方が弾みます。ただし相手にとってやりづらいのはブライススピードです。直線的な打球はブロックしづらいものです。

どちらのラバーもそこまで引っかかりは良くないのでスピン重視の卓球がしたいのであれば、従来のテンションラバーにブースターを塗るのが無難かと思われます。

●ローターのラバー選択 (蒼翳)

相当なレベルのローターの使い手がいますが、その人はいうには、粒高に関しては防御重視ならばカールシリーズが良いそうです。フェイントロングシリーズはスポンジの厚さを抑えても飛びすぎることが多く、また止めたときのスピン反転も少ないそうです。プッシュを多用したいならばフェイントロングシリーズです。

一方、裏ソフトの面に関しては、粘着ラバーはあまり粘着ラバーはお薦めできません。
その理由ですが、サーブが切りやすいとは限らないということ。またラケットが重いと相手の打球に押されない分だけ弾みやすくなるということ、ラケットの重さのバランスを考えるとです。

また、久し振りに卓球を再開するようなときは、ハモンドなどのよく弾むラバーもあまり適しているとは思いませんので、オーソドックスなラバーをお薦めします。具体的にはスレイバーELやノディアスなどをお薦めします。

●ブライススピードの試打 (こうへい)

本日ブライススピードの試打をしてきました。その感想を載せたいと思います。
友達分のブライススピードを1枚購入して、早速打ってみました。そこで 2人で口にした言葉は・・・「なんじゃこりゃぁ!?」です。明らかにすごいです。フォア打ちの段階ですごいスピードがでます。当てただけでもスピードが出るといった感じです。

また、打球感も軟らかく独特でした。
なんというか・・・「ボールを手で取って投げる」といった感じの打球感でした。
打ったときにボールが食い込んで、そして押し出される感覚がよく伝わってきました。
ドライブの軌道は、すごく低くて直線的です。まったく曲線を描きません。
銃弾のように一直線に、そして高速で相手のコートに突き刺さります!
「ブライスの軌道は直線的」といいますが、一度ブライススピードを使ってしまうと「ブライスの軌道はやや曲線」と考え直してしまうほどです。
そして、軽いスイングでなぜここまでスピードが出るのか、問い合わせてみたところ、「ブライススピードは従来のテンションラバーよりも倍のテンションをかけている」とのことでした。
このことは従来のラバーより、さらにラバーが緊張していることになります。
いろいろ打ち込んでみたのですが、一番感動したのは「ドライブ」です。先ほども言ったように軌道は直線的でかなり速いです。そしてすごく伸びます。また、バウンド後もあまり失速しないように感じました。

ブライススピードでドライブを打つと、ボールにエンジンがかかってドコまでも飛んでいきそうな勢いです。しかし、この直線的な軌道のゆえに困ったのは「ネットより下からのドライブ」です。
粘着ラバーでは、上に持ち上げるようにすれば綺麗な放物線を描き相手のコートに入りましたが、ブライススピードはそうはいきませんでした。
持ち上げようとすると、天井に突き刺さってしまいます。多分これは僕がテンションラバー慣れしてないためだと思います。それでも、普段からテンションラバー(ブライス)を使っている友達でも「持ち上げるのは難しい」と言っていました。

ループドライブにも挑戦しましたが、これも同じです。あと2週間ぐらい練習すれば大丈夫だと思います。

次にブロックですが、これはもはや「カウンター」といってもいいです。抑えることは難しいですが、ブロックするとブライススピードが「後は任せといて!」といわんばかりに相手のコートに高速で返球されました。
力を抜いて、しっかりとコースをつけばノータッチで抜けていきます。

ツッツキは非常に困難でした。やはり飛びすぎてしまいます。これも練習次第では何とかなると思います。

今回はあまり時間がなかったため、これぐらいしかレポートできませんでした。
それでは最後に一言・・・ブライススピードは恐ろしいラバーです。

●ブライスFXとテンキョク2 (こうへい)

ブライスFXの場合は「カキン」という綺麗な金属音がします。
テンキョク2の場合は「パキン」という金属が割れるような音がします。テンキョク2の打球音のほうが、若干ですが音が低いです。
重さですが圧倒的にテンキョクの方が重いです。重くて有名な「キョウヒョウ」以上に重いです。

テンキョク2の寿命ですが手入れをしない場合は1週間ほどで微粘着になってしまいます。
しっかり手入れをすれば3週間〜1ヶ月は粘着力が衰えません。また ラバー自体の耐久性もよく破れにくいです。

●ドラゴンシリーズの紹介 (こうへい)

【ワイルディッシュドラゴン】
まず一言で言うと、スピードとスピンのバランスが良いです!
程よくスピードもでるし回転もかかります。それと球の軌道が直球に近かったです。
また、打球感がしっかり手に伝わってきました。ただ、ツッツキがどうしても浮いてしまいました。粘着性ラバーでやるようなツッツキでは浮いてしまいます


それと、粘着性ラバー特有の殺すブロックが出来ませんでした。まるで高弾性ラバーでやっているような感じです。

☆このラバーは中級者ぐらいにお勧めします。

【ヒデンドラゴン】
まず一言で言うと、引っかかりません !・・・・とても粘着性ラバーとは思えないぐらい・・。
ドライブも粘着打ちでも高弾打ちでも・・・入りませんでした。どうやってもドライブが入りません・・・。
次にミート打法をやってみたのですが・・・これは見事に入りました!
なのでヒデンはミート打法用のラバーと考えても良いぐらいです。
回転がかからないので、ドライブもツッツキもサーブも回転不足になってしまいました。
これは「バック側に貼る」か「ミート打法中心」の方にお勧めします。
ただ、ブロックがやりやすいです!しかし、殺すブロックは出来ませんでした。

☆このラバーは初心者の方やパワーの無い女子にお勧めします。

【エンペラードラゴン】
まず一言で言うと、スピードが出ます!その代わり、多少スピンが押し殺されている感じです。回転量が少々不足してるので、回転で押すドライブは出来ませんでした。
ほかにも、ツッツキやサーブの回転量も不足してました。しかし、なぜかストップだけは良かったです!とても低いストップが楽に出来ます。
ブロックはどちらかというとカウンターに近いです。急速の速い球に自然となりました。
ただ、打球感が手に伝わってきませんでした。

☆このラバーは「初めて粘着性ラバーを使う」という人や「スピード重視の粘着性ラバーがほしい」という人にお勧めします。

【ドランクンドラゴン】
まず一言で言うと、回転量がすごいです!ドラゴンシリーズの中で一番かかるような気がします。
また、とても扱いやすくドライブはコントロールと回転量がすごいです。
ただ、少しだけスピードが物足りませんでした。
なので、スピードで打ち抜くドライブはやりにくかったです。このラバーは中後陣でのラリー戦には向いていません。
前陣でドライブで攻めていく方にお勧めします。
また、ツッツキやサーブの回転量は恐ろしいブチギレ状態です。回転はわかっているのに相手がミスするということが多かったです。それほどの回転がかかっています。

☆このラバーは粘着性ラバーの虜になっている方や粘着性ユーザーにお勧めします。

●お奨め表ソフト (メガドラ)

使いこなせるか不安ならスピンピップスなどの回転系。
多分使いこなせるなら、スペクトル21やスペクトル。
絶対に使いこなせるのならスペクトルスピードだと思います。

表っぽいラバーで、使い易いのはスペクトル21がオススメです。

●高弾性裏ソフトのスレイバー系・マークX (メガドラ)

高弾性でもスレイバー系や、マークXなどは引っ掛かりも良く、ループドライブでも結構回転が掛かります。もちろん食い込ませるドライブもやりやすいです。

●ラバー考 (狼)

ハモンドFAは柔らかいラバーで、しかも弾みます。
スペクトルシリーズより回転かかりますが、ナックルは出しにくいです。
また、ハモンドFAは攻撃力は素晴らしいですが、カットには向かないと思います。
(できないこともないでしょうけど、相手にとってチャンスボールになってしまうと思います)

個人的には、僕が今使っているオリジナルTバージョンなんかは結構オススメです。これはオールラウンドプレーにも使えます。スピード系表の割りに回転かかりますし、慣れればナックルもバンバン出せます。球威を殺すことができればカットも比較的安定します。(僕も普通にカットしてます)
それでいて、攻撃力もなかなかのものです。非テンションなのでコントロールもかなり良いです。スポンジはYASAKAが発表してるほど柔らかくは感じないので、スペクトル(ノーマル)からの移行でも柔らかすぎるようには感じないかと思います。

それか、超微粘着のマークV-XSなどから始めるのもいいですね。

しかし、粘着からテンションは結構練習量が必要になってきます。弾みが全く違いますからね・・。初めはボールが入らなく、ストレスが溜まりますが、それでも絶対に使いこなせるようになりたいのならアリだと思います。

軽くする為にスポンジを薄くするのも手ですが、ボールがますます食い込みにくくなるので、擦るか叩く打法でないと安定しにくくなると思います。みっちゃんパパさんがおっしゃってるようにソフトスポンジに変えるのが僕もオススメですね。これなら、厚くしても軽いし、柔らかく厚いラバーは食い込みやすいです。

●オススメの表ソフトラバー (Dスナイパー)

ぼくのオススメの表ソフトラバーはスペクトルスピードとレイストームです。
スペクトルスピードは表独特の打球音が一番よくでてるような気がします。
というか他にあんまり表ソフト使ったことがないのでわかりませんが・・・。
レイストームはドライブを打った時に回転が他の表よりかかりやすいしかかります。
勿論弾く技もやりやすいです。フレアストームになると少々弾みすぎるかも・・・。
という感じです。

●ブライス&ブライスFX (montblanc)

ブライスとブライスFXではスポンジの硬さが違います。
カタログ値のスピード・スピンは同じですが、打ち方によって差は出てきます。
下に選定基準をいくつか書いておきますので参考にしてください。

■ ブライスをお勧めする場合・
- 前陣で薄くするツッツキやドライブを中心に使う
- タイミングよく弾くように打つドライブやスマッシュを良く使う
- スイングスピードが速く、ミートも強いので柔らかいラバーだと物たりない
- スイートスポットでボールをとらえる技術は完璧

■ FXをお勧めする場合・・
- スポンジまでしっかり食い込ませて打つうち方が好き
- 柔らかくボールをとめるブロックが得意
- スイングスピードは遅い方なので硬いラバーは嫌い
- 少し台から下がった位置でも楽にボールを返したい

ドライブで比較してみると、FXは少々雑なうち方でもそれなりに回転がかかって飛んでくれますが、ブライスだとあたり方が悪いと回転がかからないことが多くなります。ですので、数値が同じでも打ち方で差は出てきます。

●粒高ラバー (粒マニア)

カールシリーズにおいて、攻撃しやすいのはPー3と一般的に言われています。私が使った感想では、Pー3は、攻撃は安定するが癖がない、Pー1は、扱いこそ難しいが、その分癖があり相手もとりづらい。
バンブーカールは、下手に攻撃に行かないで、角度打ちでナックルボールを繰り出す。といったところです。

ようするに、カールシリーズにおいては
扱いやすさ・・・・Pー3>P-1>バンブー
入るとしたときの威力・・・バンブー=>P-1>Pー3
となります。

また、モリストLPは、攻撃に向いています。テンションもかかっていて、ドライブが多少できますが、あまり変化はないようです。

さて、私が攻撃面でおすすめする粒高は、ニッタク(紅双喜)のC7です。このラバーは粒高では考えられないほど速く、また、そこそこの変化もあります。

●ラバー「ナノキャノン」 (こうへい)

「ナノキャノン」も「ハモンド」に打球感がよく似ています。同じナノテクラバーの「クーガ」もよく似ています。
「ナノキャノン」は「ハモンド」を使いやすくしたようなラバーという感じです。しかし「ハモンド」に比べれば回転はかかりますが、スピードは劣ります。耐久性も悪いです。台にぶつけたりするとトップシートが敗れやすいです。

●ラバー (こうへい)

フェイントAGでは、従来の粒高より若干ナックルサーブがやりにくいように感じると思います。
打球感がハモンドに似ていて回転がかかるラバーです。
ニッタクの「ナルクロスEXソフト」「ナルクロスEXハード」やJUICの「クーガ」「ナノキャノン」はどうでしょうか? どれもハモンドによく似ていると思います。

「クーガー」「ナルクロスEXソフト」「ナルクロスEXハード」は、ハモンドよりもスピードも出ますし、回転もかかります。

●ハモンドXとスレイバーG2 (こうへい)

ハモンドXとスレイバーG2ではスレイバーG2の方が回転がかかります。
スレイバーG2の方が表面の摩擦力がありました。しかし、ドライブの回転量はハモンドXの方が上でした。

●粘着ラバー (みっちゃんパパ)

うちの娘は、所属チームの方針で、3年半、フォアは、ずっと、粘着ラバーでした。初心者は、球離れの遅いラバーで、タッチ感覚の基礎を磨くということだそうです。タキネスD中から始まって、タキファイアスペシャルソフト中、タキファイアC中ときて、今はタキファイアCソフト厚になってます。タキファイアSSは、かなり好印象でした。粘着にしては、スピードがあって、使いやすくて、軽かったような・・・タキファイアCは出てすぐに使ったのですが、スポンジが硬くて、スマッシュは速かったんですが、ドライブでオーバーミスが目だって使いにくかったようです。最初のうちは、「次は、タキファイアSSに戻す。」と言ってましたが、1年半は、そのままで全国大会が終わるまで使用しました。

「ねちょねちょ感がたまらない。」そうで、友達にも勧めてたみたいです。今は、タキファイアCソフトを使っています。タキファイアCソフトって、めちゃくちゃ軽いんです。確か、Cの中よりCソフトの特厚の方が軽いみたいです。厚にしたからなのか、ソフトスポンジが合ってたのか、回転もスピードも上がりました。

ソフトスポンジにして、軽量化するのも一つの選択肢だと思います。

●ラバー考 (メガドラ)

高弾性でもスレイバー系や、マークVなどは引っ掛かりも良く、ループドライブでも結構回転が掛かります。もちろん食い込ませるドライブもやりやすいです。
それとも、超微粘着のマークV-XSなどから始めるのもいいですね。

しかし、粘着性からテンション系は結構練習量が必要になってきます。弾みが全く違いますからね・・。初めはボールが入らなく、ストレスが溜まりますが、それでも絶対に使いこなせるようになりたいのならアリだと思います。

軽くする為にスポンジを薄くするのも手ですが、ボールがますます食い込みにくくなるので、擦るか叩く打法でないと安定しにくくなると思います。
みっちゃんパパさんがおっしゃってるようにソフトスポンジに変えるのが僕もオススメですね。これなら、厚くしても軽いし、柔らかく厚いラバーは食い込みやすいです。

●粒高ラバー考 (ろーま)

切れ味という点では、カールP−1は一番ではないでしょうかね。
しかし、その分コントロールが難しいのも事実です。
フェイントロングUとフェイントロングVでは、フェイントロングVの方が粒が硬いです。
つまり、弱いインパクトに対しては粒の柔らかいUの方が、強いインパクトに対しては粒の硬いVの方がよく切れます。
なので、
・自分の実力に自信があり、より変化を求めるなら、カールP−1
・自分の実力に自信があり、変化とコントロールのバランスを求めるなら、フェイントロングV
・自分の実力にあまり自信がないなら、フェイントロングU
をお勧めします。 コントロールは上で述べたように、ケースバイケースです。

●ブライスとブライスFXの使用感 (豆さん)

私は両方使ったことがありますが、
ブライスはかなり直線的な弾道で、しっかり食い込ませれば回転は掛かります。しかし、ハードヒッターでないと使いこなせない感じがしました。回転は掛かりますが、軟らかいラバーとは違うので、技術が必要です。
擦る・食い込ませるの両方が出来ます。グルーを塗れば使いやすくはなりますが、やはり、技術とパワーがないとオーバーミスが目立つようになります。

ブライスFXはそのままブライスのスポンジを軟らかくした感じで、弾道は直線的ですが
結構安定します。トップシートは硬いので力負けはあまりしません。
パワーもそこまで必要がないので、カタパルトを使いこなせれば使いこなせます。また、回転もかけやすいです。ブライスには劣りますが、強打のスピードは速いです。
食い込ませるのも擦るのも出来ますし、ループも出来ます。力加減でストップもカウンターも差が出るラバーですね。

ブライスは当てれば飛んでいく感じですので、最近はFXの方を使っています。
重さは大きく変わりませんが、そのときのラバーにより違ってますが3g位は変わります。

私はハードヒッターではないので、回転はFXの方がかかり安定もしました。

●使いやすいラバーはサーメット (豆さん)

今使っているラバーはFブライス、Bサーメットですが、使いやすいラバーはサーメットですね。ソルシオンも良かったのですが、私には柔らかすぎて台上処理の時に飛んでしまいます。また、強打して飛ばなかったりする時がありましたので、FX系はあまり使わないようにしています。硬すぎるのも合いませんでした。

●初心者にはテンション系はお勧めできません (豆さん)

卓球をやって2・3ヶ月であれば、テンションラバーはやめておいたほうが無難だと思います。どうすれば力強く打てるか、回転がかかるか、スイングの安定の面からです。後は、ラバーを薄より初めは中などの方が良いと思います。ラバーへの食い込みが分かりずらいと思いますので、威力の面や安定の面でもです。

初めは高弾性で軟らかめの中をオススメしますのでスレイバーELやハモンドやマークV辺りが無難だと思います。ラバーの変更は初めはオススメしませんし癖になります。
コントロールと破壊力を自分の力で出せるようにしたほうが上達すると思います。それが出来てから自分に合ったラバーを探せば、とてつもない破壊力になると思います。自分のスイングやプレーが固まったら、本当の意味で自分に合ったラバー、合わないラバーが見つかると思います。

スレイバーELでも全国で優勝も出来ます。私は7年卓球をやってきて始めてテンションラバーに変えました。それまでは厚さの変更しかしていません。ラケットも同じですね。変更しない方が逆に強くなるかもしれません。まずは地区大会で優勝してから変更しても遅くないですよ。

●伸び盛りの中学生のラバーを考える (狼)

ブライスFXはブライスよりも扱いやすくなっているとは言え、それ相応の技術や体力がないと使いこなすのは難しいラバーです。

正直、せめて中学の間はスキルアップに重点を置いて頑張ってもらいたいです。
中学時代というのは、かなり伸びる時期です。
現在の用具に特に不満や不都合がないのであれば、現在のままの用具を使い続けてひたすらスキルアップに努め、そして高校生になってからブライスFXに移行しても決して遅くはないと思います。
むしろこっちのほうが上達は速いと思います。それに高校ぐらいにもなると、今とはまた好みが変わってる可能性も十分にあります。

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