戻る]           戦型・プレースタイルについて
●異質型の戦型 (Dスナイパー)

・ドライブ型(異質)
ドライブ型は現在一番多い戦型なのですが、ドライブを多用して連打や1発で決めれるエースボールを打ちまくるタイプです。ドライブ型は前、中陣が主となっている攻撃(守備)範囲です。
ヨーロッパの選手などは中陣からでも打ちぬける力を持っているため後ろでドライブをすることができます。ですが中学生となると中陣から打ち抜ける力など到底ないため前陣で戦うことをオススメします。中学生で中陣で戦えるのは全国ベスト8のチームのドライブマンぐらいです。
一応言っておきますがアジアで後ろで下がって戦うドライブマンは少ないです。中国選手の殆どは前陣で戦います。
これは異質なラバーを使う方でも裏ソフト(アンチを除く)を使っていればできると思います。

・次に前陣速攻型です。
これはその名の通り台にくっついてプレーするタイプです。速攻なわけですから先手必勝で戦う型です。表ソフトを使った選手がこれをやることが多いです。それは表ソフトは通常ライジング(タイミングの早いところ)で打つため前陣にいなきゃいけないからです。前陣速攻は前でプレーして相手を下げることも1つの手です。ですから反応が早くないといけませんし先手を取ることが大事なため攻める気持ちが大事です。

●表ソフトの戦い方 (みっちゃんパパ)

表ソフトの特徴をいかした戦い方として、うちの娘のよくやるのは、王子サーブで、バッククロスの返球に限定させて、ナックル気味のバックプッシュの連続で相手にプレッシャーを掛けていきます。ツッツキになった場合も、ナックル気味の速いツッツキでプレッシャーを掛け、浮いたらフリックから攻撃に持って行きます。
このように前陣で戦う場合、シェークは裏に表ソフトですが、こういった戦い方をペンでするとなると、どうしても表面に表ソフトを貼った方が速いツッツキ・プッシュができるのではないでしょうか。

表ソフトではドライブは期待できませんが、角度打ちでバシバシ打つのも面白いです。
あと、表ソフトの回転ですが、サーブにかぎっていうとレンジは狭いのですが、切り方によっては裏ソフトなみにかなりかかります。ナックルは出しやすいし、ロングサーブをだすと、うなってきます。研究すると表ソフトは裏ソフトより奥が深いですよ。

●前陣速攻の戦い方 (みっちゃんパパ)

うちの娘が、表ソフトで前陣速攻をやっているので、意識してやっていることを書きます。
サーブ・・・斜め下回転メインで回 転より、低さとスピード。
レシーブ・・・可能な限り、フリックと角度打ち。払う・叩く・弾く。
ツッツキ・・・頂点前をツツき、回転よりスピード。
ディフェンス・・・可能な限り、カウンター。絶対に下がらない。
ブロック・・・少し下に押さえ込むような感じでナックル気味に返す。
ラリー・・・極力避ける・・・っというか、打てる球は全部打っていく。
ラケットは中ペンの方が向いているかも。表ソフトは、ほとんどの球が角度打ちで打てると思います。特に、中学生女子の一般的な下切れは、切れてるようで、見た目以上に切れていないことが多いと思います。下切れに対するフリック・角度打ちの練習をやり込めば、必ず、いい結果がでます・・・っというか、そう信じて、うちの娘にフリック・角度打ちの練習をさせてます。

●カットマンの戦い方 (みっちゃんパパ)

カットの技術的なことは、ともかく、ドライブvsカットで、後ろに下がってカットを引いた時点で戦術的にはカットマンの負けだと思います。粘ったらラッキーでポイントは取れることがあると思いますが・・・その程度のことだと思います。
これが、完全に後ろに下がらされる前にカウンタードライブ、あるいは、頂点前をカットする前陣カット(粒高がよくやるやつ)があれば、回転系のドライブは、警戒して打てなくなります。
ツッツキのあとのカットも同じことが言えると思います。ツッツキを持ち上げるのだから、回転の掛かったドライブが予想されますが、踏みとどまって、簡単には主導権を渡さない戦い方ができるかどうかだと思います。あと、ツッツキ戦で、カッティングスマッシュとかを持っていたら、かなり主導権を握れます。

ホープス女子で、個人2位・団体1位の子がカットマンなんですが、ポイントを取りに行く時は、必ず攻撃してます。不利なとき、ポイントを取られる時にカットを引いてる感じ。全日ホープス団体の時にみたのですが、勝ってる試合では、カットマンて、全然、きづかなかったです。
あと、最近、全日バンビ女子で3位の子の試合をみたのですが、この子も中陣でカットを引いているさなか、あまいドライブがきたらカウンタードライブで打ち返してました。

●前陣での戦い方 (ちゃれんじゃー)

前陣の攻撃選手はまず”攻撃型の守備選手”でなくてはならないと思っています。
守備といっても”鉄壁のブロックやカウンター”が最低必要だということです。
もちろん、台上プレー(フリック、フェイント、逆モーションなど)も必要ですが・・・。
前陣は常に攻めようとしても攻めきれない場合が多くあります。
その時、いかによいコースにブロックができるか?速いタイミングでカウンターができるか?となります。

また、一番大事なのは”気持ち”です。これは、常に攻撃の気持ち、絶対下がらない勇気などです。サービスを持てば 絶対3球目攻撃、レシーブになれば2球目攻撃もしくはコースをついて攻める。
小さな子供選手の攻撃姿勢、年輩選手のコースとブロック、トップJrのコースをついた高速カウンター、見習うべきものはいくらでもありますね。

●前陣速攻型とは (ピンポンおじさん)

一般的に@球のスピードが速いA前で速いテンポで打つB直線的な球で相手にコース悟らせない、などがあると思います。
自分はドライブ主戦ですが、前陣速攻が相手でやっかいだと思う時はよくあります。それは、こちらが強いドライブ・あまいカットなどをかけても速いスイングスピード、強いミート打ちなどでたたかれるときです。(もっとも無謀な速攻は自滅を待てますが・・)そして、一番困るのはそれをされた時など気持ちで負けてしまった時です。

前陣速攻型の強い人は「なにより気持ちで負けていない」そんな人だと思います。練習のポイントにはなってないかもしれませんが、これらをふまえたうえで練習に取り組んでみてはいかがでしょうか。