戻る]                     ラケット考
●ラケット・ラバーの組み合わせ (蒼翳)

ラケット・ラバーの組み合わせは、一人一人のプレーが違うので、その良し悪しの判断は誰もできません。たとえば、シュラガー選手は硬めのカーボンラケットに硬めのテンション系ラバーを貼っています。逆に水谷選手は硬めの打球感を嫌うのか、以前は軟らかめのラケットにソフトスポンジを使っていました。単板にスレイバーを貼る選手もいれば、ドイツテンションを使う選手もいます。どの組み合わせがラケットとラバーが合っていると言えるのでしょうか?

ラバー自体の特徴、例えば表面の引っ掛かり、スポンジの硬さ、弾みの良さを答えることはできる人はいますが、それがどのラケットに合うかは誰も答えられません。
ただ、一般的にはソフトとハードを組み合わせるといいと言われています。

●ラケット選定について (montblanc)

プリモラッツカーボン、ゲルゲリー、クレアンガカーボンの順にスピードが出ます。ラケットは軽いよりは重いほうが威力が出ます。その代わり、力がないと振るのはしんどいです。

あまり弾まないラケットから一気に弾むラケットに変えると、使いこなせないということもあります。また、打球感がソフトなラケットからカーボンラケットのような硬めのラケットにすることで、打球の違和感に悩むこともあると思います。ラケットの弾みや打球感の違いをラバーで調整するという方法もあります。ですので、今使っているラケットからどのように変えたいのか、どういう好みがあるのかによって選ぶべきラケットやラバーは全く異なります。

初心者では、極端に弾みすぎるラケット・ラバーは、やめておいた方がいいと思います。興味があるから使ってみたい!というのも理由としては重要ですが、ラバーの種類・厚さも含めて調整することです。
ちなみに、私はティモボルスピリット(ブライス/ブライスFX)からクレアンガカーボン(ブライス/ブライス)に変えました。クレアンガの方がかなり弾みますし、スマッシュもやりやすいです。

柔らかいラケット・ラバーの組合せはスイングが遅くても使いやすいといえますが、硬い・硬い同士の組合せになると、遅いスイングだとボールタッチがある程度良くないと回転がかけにくいので、その点は気をつけなければなりません。

●日本式ペンと中国式ペンのポイント (JHONKI)

中国式ペンと日本式ペンは、まずグリップがちがいます。握り方は、大して変わりません。
しかし、重心が中国式はまんなかに有り、攻守に優れています。
日本式ペンは、先端よりなので、ドライブがかけやすいです

●「SIグリップ」について (こうへい)

アムルタートにある「SIグリップ」とは、グリップの内側(中心側)に向かって薄くなっているグリップだそうです。「CO」が、横から内側に向かって細くなっているので、多分「SI」は縦から内側に細くなっているのだと思います。

●合板ラケットとカーボンラケット (豆さん)

球持ちを更に良くしたいなら木のみの合板ラケット、球持ちよりも粘着を使いたいけどスピードも落としたくないならカーボンでも良いと思います。どちらにしてもメリット・デメリットはありますが、より回転を掛けたいのなら木のみの合板の方が良いと思います。
自分の長所を生かす組み合わせが大事で、短所を補うだけの組み合わせでは駄目だと思いますので、自分自身で何が得点源で何が得意で、スピードと回転はどちらが得意なのかも考えラケット選定する事です。その長所と得点源を更にアップさせる組み合わせが良く、それによって得点源に絶対の自信が生まれて威力も増します。

回転に自信があって、スピードはそこそこであれば、今の組み合わせの方が安定すると思います。また、スピードを出すように練習した方が得点源が増します。逆に、スピードが得意で得点源なのであれば、よりスピードが出るラバーも変えたほうが良いと思います。
それによって回転量が少なく安定しなくなったとしても、得点源のスピードは増すので、練習で安定させれるように回転を掛ける練習をすれば、得点源が絶対的な得点源に変わると思います。

●呉尚垠のラケットについて (キルア)

呉尚垠のラケットにしてから、打球感が柔らかいのと適度な弾みが自分にマッチしミスも減り、それどころか台上のプレーも良くなりました。これは僕のことなので、皆が呉尚垠のラケットを使うからっていきなり強くなるわけではありません。
でも、呉尚垠のラケットは本当にコントロールしやすいです。よく弾むラバーにすれば弾みも十分です。柔らかいラバーにすれば、きっと安定感が増すと思います。
ちなみに使ってる用具、呉尚垠FL フォアタキファイアDトクアツ、バックスレイバーFX 厚さMAXです。