戻る]       パワードライブ・スピードドライブについて 
●パワードライブとは (JHONKI)

パワードライブとは
スウェーデンが、過去の世界選手権でメダルを独占したときにした、弾む接着剤の効果によってでる、回転のかかったスピードドライブのことです。当時では、弾む接着剤は開発されてなかったのですが、スウェーデンの選手の一人が、ラバーダインを半乾きの状態で張ったら、スピードと回転がかなりかかるようになった・・・
そして、その力でスウェーデンは、いとも簡単に中国選手をたおして、世界の頂点の座を極めたようです。

打ち方としては、ほぼ、水平方向に思い切り踏み込みながらスイングをすることでしょうか。カットだったので、詳しくは分かりませんが・・・
練習方法としては、ある程度フォームが固まっていれば、台から5メートル程度離れて、そこから自分でボールを弾ませてドライブを打つ・・・・
という方法がよいらしいです。フォームが固まっていても少し大きくなるので、練習開始の最初のコロにやるのが望ましいです。

●パワードライブ (狼)

この手の質問は多いですが、”パワードライブ”なるものは明確には存在しません。
「パワードライブ=回転量のある重いスピードドライブ」といった感じでしょうか。
つまり、ただ速いだけじゃなくて回転もよくかかっている威力あるスピードドライブのことを、パワードライブと総称してるだけなので、パワードライブはスピードドライブとほぼ同じ意味です。

よって、パワードライブの仕方は、
・スピードドライブの打法で打つ
・スイングスピードを速くする(→このことにより回転量もスピードも増す)
・体全体を使って体重を乗せて打つ
です。

●スピードドライブ (素人)

下回転が切れれば切れるほど・・・、(イレギュラーするほど)、それに対するドライブは、スピード、伸び、回転が掛かる。もし、パワードライブを身につけたかったら、切れた下回転をドライブすることをお勧めします。ドライブで難しいのは、ナックルボールをドライブすることです。だって、このボールには回転のエネルギーが無いからです。
●スピードドライブとパワードライブについて見解 (亀吉)

ボールの上昇中に打った時、下降中に打った時の相対関係を踏まえて考えた時、ボールが頂点に達した瞬間またはその直前を狙って打てば、スピードは出ると思います。これがスピードドライブです。
しかし、下降を始めていないボールは擦り「上げる」事が困難なためスイングは水平になります。そして、必要以上にラケットを被せて擦ろうとすれば、ネットにかかります。(ボールがネットよりも遥かに高く浮いた場合を除く)よって頂点を打つスピードドライブでは回転に限界が生まれます。

そこで、パワードライブはボールが頂点を過ぎ下降を始めた瞬間を狙います。ボールの軌道が下降を始めているのでボールを擦り上げる事が可能になります。そのためスイングは水平よりも、やや上方向になります。
擦り上げることが可能にはなりますが、下回転のボールの場合、この時点ですでに垂直に近い落下を始めます。そうなると、ボールの軌道とスイング角度を一致させるのが難しい状況が生まれます。その困難な状況をスイングスピードでカバーするのです。
相当なスイングスピードが要求されるわけですから、当然パワーが必要になります。パワーを要求されるドライブ故にパワードライブと呼ばれるのではないかと思います。

補足ですが、パワードライブはあらゆるエネルギーを効率良く利用する事が大切です。
大江さんの仰る「身体の捻り」や「振り切る」といった事は当然ですが、例えば遠心力です。
ラケットは遠心力により中心よりも先端の方がより早く動いています。
スイートスポットを外さない程度にラケットの先端でボールを捕らえることで、大きなパワーを生むこともできます。

以上はあくまで私がドライブを打つ時の感覚やイメージを書いてみただけなので正しいとは言い切れませんが、少なくとも私はこの様な感覚、イメージでドライブを打っています。

●ボクのドライブ (蒼翳)   

スピードドライブ・・・基本的にスイングはラケットを水平に近くして、前方向に振りぬきます。ポイントは体重移動と上体で上体が仰け反るとループ気味になってしまいます。ですから、深いボールに対してはやりづらいです。練習方法はローター相手にループ、ループで繋いで、打てるボールを狙うというのが一番です。カットマンでは回転があまりに強すぎるのです。

パワードライブ・・・ラケットは垂直に近くして、斜め前方に全体重を任せて打ち抜きます。トップ選手は完全に肘を伸ばしますが、伸ばすと遠心力で振られる可能性があるので、ほどほどにしています。吉田海偉選手を参考にするとわかりやすいのでは?基本的に弾み、食い込みのいいラバーほど打ちやすいです。逆に固めのラバーで力が足りないと回転量が少なくなったりしますのでご注意ください。

それからもう1つ。ループ系のドライブでは肘と手首は同じタイミングで動きますが、スピード系では肘が先に出て、あとから手首がついてくることを意識してください。打つ瞬間だけに力を入れます。

●スピードドライブ (オタク)

腰の回転の早い速さとラケットの振りの早い速さとがピッタリと合えば、スピードドライブはかかります。

●スピードドライブを打つとき (montblanc)

スピードドライブを打つ瞬間には、腰の回転に合わせて右足から左足への体重移動が起こります。スマッシュのような「踏み込み」ばかりだと戻りが遅くなるので、ドライブはあくまで「地に足がついた形での体重移動」を心がけることです。

ボールを打った直後は、左足でしっかり踏ん張って、体重バランスをすぐに戻すことがポイントです。左足が浮いては、こういう動作ができないので要注意です。